読書感想

 自分の目標の一つに月3冊読書を掲げています。
今回は備忘のために、ビジネス書の読後の感想をまとめてみます。


仕事をする上では、失敗をなるべく避けたくなります。失敗が起こると、仕事の効率が下がったり、各方面に迷惑をかけたりするおそれがあります。失敗の内容によっては、事後対応ができなくなる難しい場合も…。恐ろしい。

 

仕事上の失敗を減らすための手法として、「フォルト・ツリー・アナリシス」というものが紹介されていました。簡単には、あえて失敗として起こった結果を想定してその要因を逆順に考えていく、というものだそうです。

 

例えば、失敗の内容<待ち合わせ時刻に遅刻する>を想定した場合
原因①バスが遅れた

 →原因①の1 交通渋滞にあった、原因①の2バス路線を間違えた、原因①の3バス時刻表を間違えた 


原因②忘れ物を取るために帰社した

 →原因②の1 出発前に持ち物を確認していなかった、原因②-2 ○○○ などなど。

 

失敗を起こさせる要素について思考実験を行い、それらを回避する対策を検討する。一般的には、正解パターンを身に付け、そのパターン通りにこなす、という手法をとることになると思います。「どうやったら失敗するかを敢えて考える」、という手法が自分のなかでは初めてのものでした。


ビジネス書を読むと参考になる事柄を発見することがあります。今回の手法もいつか役立つ場面に遭遇するかもしれませんね。
おわり